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テニスの点数はなぜ15・30・40?数え方と由来をやさしく解説

公開 2026年10月31日

複数のサイトで事実を確認済み

テニスの点数は「0・15・30・40」という独特の数え方をします。この記事では、ポイント・ゲーム・セット・マッチの4段階の仕組みと、デュースやアドバンテージの意味を順番に説明します。15・30・40の由来として語られる説や、試合時間を短くするノーアドバンテージ方式にも触れるので、初めての人でもスコアの読み方が分かります。

この記事のポイント

  • 1ゲームは4ポイント先取。0・15・30・40と数え、0は「ラブ」と呼ぶ

  • 40-40のデュースからは、2ポイント差をつけた側がゲームを取る

  • 6ゲーム先取(2ゲーム差)でセット、2セットか3セット先取でマッチ

  • 15・30・40の由来は時計の文字盤説が有名だが、確かな証拠はない

  • ノーアドはデュースで1本勝負。レシーバー側が受けるサイドを選ぶ

テニスの得点は4つの段階でできている

テニスの得点は「ポイント」「ゲーム」「セット」「マッチ」の4段階で積み上がります。ラリーに勝つと1ポイントで、ポイントを重ねるとゲームを取れます。ゲームを重ねるとセットになり、決められた数のセットを先に取った人が試合(マッチ)に勝ちます。

最初は数字の呼び方に戸惑いますが、仕組みそのものはシンプルです。下の表で全体像をつかんでおくと、中継のスコア表示もぐっと読みやすくなります。

単位取り方の基本
ポイントラリーに勝つと1ポイント
ゲーム4ポイント先取(2ポイント差が必要)
セット6ゲーム先取(2ゲーム差が必要)
マッチ3セットマッチは2セット、5セットマッチは3セット先取

1ゲームの数え方:ラブ・15・30・40

1ゲームの中では、ポイントを「0・15・30・40」と数えます。0点は「ラブ」と呼び、4本目を取るとそのゲームを取ったことになります。たとえばサーバーが2本、レシーバーが1本取っていれば「30-15(サーティ・フィフティーン)」です。

スコアは、サーブを打つ側(サーバー)の点数を先に読むのが決まりです。同じ点数のときは「15オール」「30オール」のように「オール」を付けて呼びます。

取ったポイント数呼び方
0ラブ
115(フィフティーン)
230(サーティ)
340(フォーティ)
4ゲーム

デュースとアドバンテージ

お互いに3本ずつ取って40-40になると「デュース」です。デュースからは、相手に2ポイント差をつけないとゲームになりません。デュースの次の1本を取った側が「アドバンテージ」を得て、続けてもう1本取ればゲームです。

アドバンテージを持つ側が次の1本を落とすと、スコアはまたデュースに戻ります。サーバーが先行しているときは「アドバンテージ・サーバー」、レシーバーなら「アドバンテージ・レシーバー」とコールします。2ポイント差がつくまで続くので、デュースを何度も繰り返す長いゲームも生まれます。

セットとマッチの仕組み

6ゲームを先に取るとセットを取れますが、ここでも2ゲーム差が必要です。5-5になったら、7-5になるまで続きます。6-6になったときの扱いは2通りあり、どちらを使うかは大会ごとに事前に決めて発表します。

ひとつは2ゲーム差がつくまで続ける「アドバンテージセット」です。もうひとつは6-6で特別なゲームを1つ行う「タイブレークセット」で、現在はこちらが主流です。タイブレークは7ポイント先取(2ポイント差)で行い、勝った側がセットを7-6で取ります。

マッチは、2セット先取の3セットマッチか、3セット先取の5セットマッチで行います。ATPツアーやWTAツアーの大会は基本的に3セットマッチです。四大大会では、男子シングルスが5セットマッチ、女子シングルスが3セットマッチです(2026年10月時点)。

15・30・40の由来は諸説あり

なぜ1・2・3ではなく15・30・40と数えるのかは、はっきり分かっていません。よく知られているのは「時計の文字盤」説です。1ポイントごとに針を15分ずつ進め、15・30・45と数えていたという考え方です。

45が40になった理由も定かではありません。「フォーティファイブ」より「フォーティ」の方が短く、コールしやすいからという説明がよく紹介されます。ほかに、テニスの原型とされるフランスの「ジュ・ド・ポーム」で、得点のたびにコート上を前へ進んだ距離に由来するという説もあります。

ただし、分針のある時計が広まる前から15・30・45に近い数え方が使われていたとされ、時計説には疑問が出ています。距離の説にも確かな裏付けはありません。0を「ラブ」と呼ぶ理由も、卵を意味するフランス語「l'oeuf(ルフ)」から来たという説が有名ですが、確かな証拠はありません。

ノーアドバンテージ方式とは

試合時間を短くするために、デュースのあとの「2ポイント差」をなくしたのがノーアドバンテージ方式(ノーアド)です。国際テニス連盟(ITF)のルールにも、公認された別の方式として載っています。40-40になったら、次の1本を取った側がそのままゲームを取ります。

この1本では、レシーバー側がサーブを右と左のどちらのサイドで受けるかを選べます。ダブルスでは、受けるペアがこの1本のために立ち位置を入れ替えることはできません。男女混合のダブルスでは、サーバーと同じ性別の選手がレシーブします。

ノーアドはプロのダブルスでも使われていて、1ゲームの長さが読みやすくなるのが特徴です。時間の限られた大会やイベントで採用されることもあるので、参加する前にどの方式で行うかを確かめておくと安心です。

まとめ

テニスの点数は、ポイント・ゲーム・セット・マッチの4段階で積み上がります。1ゲームは0・15・30・40と数え、40-40のデュースからは2ポイント差が必要です。15・30・40の由来には諸説ありますが、数え方さえ覚えれば試合の流れは十分に追えます。ノーアドなど大会ごとの方式も確かめて、観戦やプレーを楽しんでください。

よくある質問

Qテニスの点数はなぜ15・30・40と数えるの?
Aはっきりした理由は分かっていません。有名なのは時計の文字盤説で、1ポイントごとに針を15分ずつ進めて15・30・45と数え、45がコールしやすい40になったという説明です。ただし分針のある時計が広まる前から近い数え方があったとされ、確かな証拠はありません。
Qテニスで0点を「ラブ」と呼ぶのはなぜ?
A理由ははっきり分かっていません。卵を意味するフランス語「l'oeuf(ルフ)」から来たという説が有名ですが、確かな証拠はありません。
Qテニスのデュースとは?
A40-40で並んだ状態のことです。デュースからは2ポイント差をつけないとゲームになりません。次の1本を取った側がアドバンテージを得て、続けてもう1本取ればゲームです。アドバンテージ側が落とすとデュースに戻ります。
Qテニスの1セットは何ゲーム?
A6ゲームを先に取るとセットですが、2ゲーム差が必要で、5-5なら7-5まで続きます。6-6になった場合は、2ゲーム差がつくまで続けるアドバンテージセットか、タイブレークを行うタイブレークセットのどちらかを大会ごとに決めます。

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#ルール#初心者向け#用語#歴史#観戦ガイド

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参考にした情報

  • ITF Rules of Tennis 2026(ITF)
  • Tennis Explained: Learn The Game(ATP Tour)
  • Tennis explained: Learn the game(WTA)
  • A guide to scoring in tennis(Australian Open)
  • Where Did Tennis Get Its Scoring System?(Mental Floss)
  • Tennis scoring system(Wikipedia (English))